傷病手当の申請について

 

傷病手当についてやり方を詳しく書いてなかったので、覚えている範囲で書いておきますね。

 

 

会社に入院することと、入院期間を説明

 

前々から入院になりそうということは会社の方に伝えていましたが、入院が確定し5日間は入院になることを伝えました。

 

そうしたところ、会社側が傷病手当に該当するため申請する事になりました。

今回は期間が短くはあるので、有給に余裕がある方は収入変動が起こらないので有給で賄うほうが良いかもしれません。

傷病手当の書類は退院後にもらい記入します。

 

 

入院中に勤務可能日を医師と決めておく。

 

傷病手当の書類には、医師、本人が記入する欄があり勤務可能日を書く欄があるため、可能日は医師と決めておきましょう。

 

 

医師に書類を書いてもらう

 

病院に行った際に、受付の方にまずは傷病手当の書類を書いてもらいたい旨を伝えます。

そうするとどこに持っていけばよいのか教えてくれます。大きい病院だと書類を担当する課があるのでそこに持っていきます。

その際に書類作成代を支払うときもあるため、いつもより多めにお金は持っていきましょう(料金は病院によって異なります。)

 

書類作成は時間がかかるため1ヶ月程は待ちましょう

 

 

本人が記入すること

 

病名を記入する必要があるため、医師が記入する病名と同じ病名で記入しましょう。

心配であれば、医師に何と言う名前で記入したか確認しておくと良いです。

私は広範囲円形脱毛症という病名で記入されていました。

 

書類が揃ったら会社の担当の人に渡して終了です。

申請から実際にお金の入金があるのは2ヶ月程かかるので気長に待ちましょう。

 

脱毛症になって準備したもの(ケア帽子編)

 

脱毛症になって困る事は、急激な毛量の減少により頭が寒くなっていくことが挙げられると思います。

 

 

私の場合は春頃に症状が出始めましたが、それでも寒かった記憶があります。

外ではウィッグをつければ緩和されるので良いのですが、家の中でウィッグをつけるのは嫌だったので家の中での寒さ対策が必要でした。

 

 

その際に参考にしたのが、ガン等で髪の毛が抜けてしまう人たちがどのように対策していたかでした。

どうやらケア帽子というのを被っているとのことでしたが、私は当時金銭的に余裕があるわけではなかったのでお店で買うのではなく、自力で作ることが出来ないかを調べました。

 

ちなみにケア帽子はこんな感じの

 

 

手作りケア帽子を調べたところ、このYouTubeにたどり着きました。


www.youtube.com

 

これならタオルがあればいけそうなので、母に頼んで作ってもらうことに。

 

 

このタオルキャップのメリットは、タオル地を変えればどの季節でも対応が出来ることです。

冬はモコモコ系タオル。夏はガーゼタオル。みたいな感じで作っておくと結構便利です。夏は暑くない?と思われがちですが、クーラーの風が当たってめちゃくちゃ寒いのと、家の中で頭をぶつけたときに守ってくれるので持っておくと大変便利です。

 

もし良ければ用意してみてくださいね。

 

脱毛症になって買ったもの(シャワー編)

 

これは好みの問題かもしれませんが、私はシャワーヘッドを買い替えました。

理由は初期装備として付いていたシャワーヘッドからの水圧が痛く感じるようになったからです。

 

入院前から退院後3ヶ月くらいは、医師から頭皮の炎症が止まっていないと毎回言われており実際に頭皮が赤く浮腫んでいる状態だったので、恐らくいつもよりも痛みを感じやすくなっていたのではないかな〜と思います。

 

 

ただでさえお風呂は髪の毛が大量に抜けて憂鬱な時間になるのに、シャワーの痛みもあったら入らなくなりそうだったのでシャワーヘッドを取り替えました。

 

少し型は違いますがこんな感じのヘッドを購入しました。

 

水圧が痛いのは、ヘッドが小さくて水圧が増しているからと思ったので

ヘッドが大きくて節水タイプのものにすることで、痛みが無くなりなおかつ水道代が抑えられるというメリットも得られました。

 

髪の毛が普通にある方にとってはもしかしたら優しすぎる水圧かもしれませんが、髪の毛が無い状態になると色々なものがダイレクトに来るため、少しでも優しいものを取り入れられると良いのかなと思います。

脱毛中にあると便利なもの(掃除編)

 

髪の毛がたくさん抜けるにあたり、掃除をするのが大変になります。

たくさん髪が落ちているにも関わらず、時間帯によっては掃除機が使えないのも辛いところ。

 

そんな際、これがとっても役に立ちました。

 

特に洗面台の床の髪の毛がひどいので、このような立ちながら使えるコロコロがあると掃除がとても楽になります。

音も出ないので、時間を気にせず掃除ができるのも良いところ。

 

お風呂から出た後はコロコロしてテープを剥がすという流れになるので、なるべくならコロコロのテープが剥がしやすいタイプだとストレス軽減に繋がります。

 

 

 

掃除機で一気に吸うのが本当はベストなのですが、髪の毛が多いことで掃除機の詰まりやすくもなるので、手間にはなりますが一度コロコロしてから掃除機をかけると後々楽になって良いですよ。

傷病手当の申請をする

 

入院前に会社に入院になりそうということと、入院は最低でも5日は必要であることを伝えたところ、傷病手当の申請をしましょうというお話をいただきました。

 

出勤可能日はいつからにした?

 

退院してすぐに動けなくもなかったのですが、点滴で免疫力が下がり人混みは避けて過ごしてというお話を医師から戴いたので、大事を取って退院後は1日休んでから出勤可能となるように医師に書類を書いてもらうようにしました。

 

実際に書類の手続きをするのは退院後ではありましたが、入院中に看護師さんを通じて話をつけておくのは大事です。

 

ちなみに傷病手当の書類を書いてもらう際もお金はかかるので、それを踏まえて入院の休みを有給で賄うか傷病手当を申請するかを決めてくださいね。

入院費はいくらになった?

 

無料ベットの部屋で5日過ごし、特に課金はしなかったので6万円となりました。

カードの支払もできるので、手持ちがなくてもクレジットカードは絶対に持っておきましょう。 

 

入院までの医療費を合わせると大体8万くらいかかりました…。

健康が1番節約になるのは納得できますね。

 

 

 

入院時のお風呂事情

脱毛症の最大の困りごとは入浴時に髪がとても抜けてしまうこと。

 

人によってはお風呂を使用することすら躊躇してしまうかもしれませんが、なるべく利用した方が良いかなと思います。

ちなみに私は全日利用させていただきました。

 

 

入浴の順番ってどうなってるの?

基本的には〇〇科の患者さんは午前、〇〇科の患者さんは午後という感じで分けられており、一人当たり20分という流れでした。

一人が遅くなってしまうと後に響いてしまうので、サクサクシャワーは済ませるようにしましょう。

 

私は抜け毛の心配があったので、看護師さんになるべく後ろにしてもらえると嬉しいと伝えたところ全日皮膚科の最後の入浴にしてもらえました。

その代わり、前の人が長く時間を取ってしまって20分も時間は使えない日もありました。

 

ただ、自分のあとは絶対に掃除の方が入ってくれるので髪の毛の心配を必要以上にしなくてもよいのは有難かったです。

 

 

ドライヤーはどうした?

ドライヤーは看護師さんに相談したところ、貸してもらえました。また、自分のベットの上でドライヤーを使っても良いとのことだったので周りの目を気にせず使わせてもらいました。

 

髪が飛び散ってしまうので、コロコロも貸してもらいドライヤーの後はコロコロして掃除をするというルーティンで過ごしました。

 

ベッド周りの掃除は2日に一回ペースでお掃除の人が来てくれるので、床に落ちてしまったものはお掃除方に掃除してもらい結構快適に過ごさせてもらいました。

 

入院生活は何をした?

 

入院生活は、私の入院した病院では5日でした。

最初の3日は点滴治療

残りの2日は経過観察

という流れでした。

 

点滴治療

これは脱毛症の入院について調べたことがある方は聞いたことがあると思いますが、ステロイドパルスという点滴を1日1時間〜2時間行います。

 

点滴中も移動は可能ですが、点滴をつけた状態で動くのは大変なのでお手洗いは点滴前に行っておくことをオススメします。

 

また、点滴中は片腕を動かすのも違和感を感じるためなるべくならその時間の間はスマホやテレビを見て過ごすのが良いかと思います。

 

実際にプレドニンなどのステロイドの薬を飲んだことがある方は、ステロイドの薬の味を知ってるかもしれませんが、元々すごく苦い薬を点滴として入れているので点滴中は口の中が苦い感じがします

そのため、点滴が終わった後にお水や好きな味の飲み物を飲むと苦みが少し良くなってオススメです。

 

 

副作用はあるの?

私は夜眠れないというのが目立ちました。

なれない環境というのも大きかったので、眠れないときは看護師さんに伝えて睡眠導入薬を貰って少しでも眠ってしまったほうが良いかと思います。

眠れないとストレスも溜まってしまうし、なにせ5日間病院にいるので睡眠は大切ですよ。